ちっちゃい子のアニメと言ったら何を思い浮かべるだろうか。
「アンパンマン」
「しまじろう」
「ドラえもん」
そんな大人でも知っているメジャーなアニメを思い浮かべることが多い。
しかし、うちの1歳児はまだそれらに興味を示さない。
ドハマりなのが、今回紹介するアニメ。
「BabyBus」(ベイビーバス)だ。
ユーチューブで小さい子向けアニメを探していた妻が見つけたアニメだ。
うちの場合は、ご飯を食べるときだけこのベイビーバスを見せるのだが、
集中して見るだけでなく、ご飯をこねくり回すことなく短時間で完食してくれる。
動画の名前の中に書いてあるように、「赤ちゃんが喜ぶアニメ」なのだ。
ユーチューブで「BabyBus 日本語」と検索すれば、いくつかの作品が出てくる。
どこの国のアニメなのかはよくわからないが、
出てくるキャラクターから想像するに中国なのかなと思っている。
ベイビーバスの作品の中でもうちの子も好きなのだが、
自分も好きな作品が上のリンクの動画だ。
ポイント①
どうして、赤ちゃんが好むのか不思議なくらいなのだが、
妻と話していて、
キャラクターなど動画全体の色彩が鮮やかで色がはっきりしているので、
赤ちゃんの視力でも動きが分かるのだろうと結論に達した。
生後6ヶ月~8ヶ月頃は視力0.1程度。
1歳頃で視力0.2~0.25程度。
2歳で視力0.5~0.6程度。
と言われている。
僕は幸い視力は良いほうなので、視力が悪い世界は想像するしかないのだが、
おそらく、赤ちゃんの視界もぼやけて見える感じなのだろう。
新生児の頃はモノクロの世界のようなので、
1歳の頃もまだまだ色がはっきりしていない世界なのではないかと思う。
なので、
ベイビーバスのアニメの鮮やかさは小さい子でも識別できるものなのだろう。
ポイント②
赤ちゃんが好むストーリー!?
動物がしゃべるというよくあるアレゴリー的な設定で、
アニメの中では、しゃべる動物の他にしゃべる食べ物やおもちゃたちがいる。
動物のキャラクターがいる時はもちろん食べ物などはしゃべらないが、
留守中など動物たちがいない間は、食べ物がしゃべり、ストーリーを作っていく。
トイ・ストーリーにも似た設定だ。
話は、動物たちがメインの回もあれば、食べ物たちがメインの回もあり、困っている仲間や色々なトラブルをみんなで助け合って解決していくストーリーが多い。
意地悪なやつをやっつけたり、知恵を絞って困っている仲間を救ったりする、
友情や友愛、勇気などがテーマだ。
ポイント③
大人視点で理解してはいけない。
大人視点でベイビーバスをみていると、もやい点がいくつもあることに気づいてしまう。
1つ目に、名前の設定だ。
妻が気づいたのだが、ドーナッツにはドーリンといった名前のある食べ物キャラクターもいる一方で、フライドポテトはフライドポテトなど名前のないものもいる。
キャラクターの設定が食べ物に関しては雑さがある。
2つ目に、名前以外のキャラ設定も謎な点があり、卑猥さを感じてしまう。
個人的にはツボなのだが、上記の動画の回で、コーラくんがカップケーキちゃんの歌声に興奮する回がある。
そこで、コーラくんは
「(歌声が)サイコーだよ〜!」とカップケーキちゃんの歌声を好きになってしまったり、
コーラくんが歌って力んでしまい、ゲップをしてコーラをカップケーキちゃんの顔にかけてしまったり、
しまいには「びゅびゅっと、コーラ」とテーマソングが流れて、悪者ピザファミリーをやっつけてしまったりと。
とにかくモヤイ。
なので、ちっちゃい子の気持ちになって見ることがストーリー理解のポイントだ。
以上、色々と考察したが、赤ちゃんにとっては最高のアニメといえる。
ぜひ、見てほしい。