特別支援教員パパの子育てブログ

特別支援の教員をしています。2歳男児のパパです。

一歳児の胃腸炎(後編)

一歳児の胃腸炎の後編です。

 

本文では入院中や退院後の様子を記しています。

 

参考になればと思います。

 

前編はこちら↓

 

1183c.hatenablog.com

 

目次

 

その後

金曜日(2日目)

コロナ禍ということもあり、面会は一人ずつ30分に限られていた。

 

妻は午前中におむつや着替えなどの入院セットをもっていくとともに面会をした。

 

その時にはうんちはでていないがおしっこはしっかりでていたようで、

 

少しずつ治っている様子だった。

 

ただ、慣れない場所で一人で胃腸炎と戦っていたようで、

 

しっかりと寝られず、ずっと泣いているようだった。

 

私も退勤後に会いに向かった。

 

ちょうど夕食をとっているところで少し食べられたようだった。

 

この日は昼から普通のご飯を食べられたようで、

 

明日の午前中には退院できるかもしれないとのことだった。

 

尿検査や血液検査の結果からも脱水症状からは回復し、

 

ケトン値は少し高いようだが、血糖値を改善されているとのことだった。

 

嘔吐も一度もなかったとのこと。

 

ご飯は食べられるようになったが、

 

まだベッドの上にごろごろしている感じで元気ではなかった。

 

帰り際、いなくなることに気づかれ、泣かれた時は辛かった。

 

土曜日(3日目)

朝9時半ごろ病院に着いた。

 

いよいよ退院。

 

はじめは一週間くらい入院かもしれないと言われていたので、

 

2日で退院できたことに若干拍子抜けしたが、

 

病院の方で退院できると判断したのだから、状態も良くなったということだろうと思っていた。

 

だが、検査の数値的にはよくなったのかもしれないが、

 

見た目は動きはほぼなく無表情といった感じだった。

 

退院のために着替えをすると、

 

以前よりほっそりしてしまった腕や足、小さな手の甲の針の跡が目につく。

 

本人も頑張っていたのだなと思う。

 

うんちは朝はしっかりとでていたようだったし昼過ぎにも少量出ていた。

 

おしっこはしっかりでていた。

 

ご飯も食べやすいうどんやバナナなどのフルーツをしっかり取れていた。

 

食べられるようにはなってきた印象だった。

 

しかし、上述の通りほとんど動きはなく、

 

少し離れただけでも泣いてしまう感じだった。

 

簡単にシャワーで体を洗い早めに寝かしつけた。

 

夜は安心したのか朝までぐっすり寝ていた。

 

やはり病院では寝ることができなかったのであろう。

 

もう少し良くなるまで入院したほうが良かったのではないかと妻と話していたが、

 

病院で寝られない、ひたすら泣くといったことが続いていたのかもしれない。

 

泣き声もかすれていた。

 

病院にこれ以上入院しても変わらない、数値的には良くなっていて嘔吐もないということで、

 

安心できる家にいた方が治りが早いと医師も判断したのかもしれない。

 

日曜日(4日目)

 

朝、座薬をいれたが、うんちと一緒に出てしまうことがあった。

 

座薬のことや子どもの状態のことで、病院に電話を妻がした。

 

すると、うんちの色のことで血便かもしれないと言われ、

 

再度病院へ行くことになった。

 

通常よりうんちの色が黒かったのだ。

 

病院でうんちの簡易的な検査をするとやはり血液の反応がでた。

 

そこで再度血液検査をし、血便は以前のものなのか、現在進行中のものなのかを調べることになった。

 

結果が出るまで一時間程度。

 

抱っこしていないと泣いてしまうので、妻と代わりばんこに抱っこをして待つ。

 

血液検査の結果は特に異常はなく、過去のものがうんちに混ざってでてきた可能性が高いとのことだった。

 

この日は飲食はできる感じで嘔吐もなかったが、

 

以前の動きはまだなく、抱っこしていないと泣く感じだった。

 

妻と代わる代わる抱っこやおんぶをして一日過ごした。

 

まだ万全ではなく、本人も不安な状態だったのだろう。

 

おしっこやうんち(まだ黒い)はしっかりでていた。

 

月曜日(5日目)

検便をして、再度病院に行うことになっていたので、

 

この日は妻が午前中に病院に連れて行った。

 

検便の精密な検査などをしてもらい、繰り返しの嘔吐などで腸が炎症を起こし、

 

血便につながったという前日の簡易的な検査と同じような判断だった。

 

状態を診て、この日は点滴をしてもらった。

 

点滴が効いたのか、夜の食事は量も以前と同じくらい取ることができたようだった。

 

おもちゃで遊ぶなどもできてきた。

 

火曜日(6日目)

前日の点滴が効いたのか、一人で遊べるようになり、動きもでてきた。

 

ご飯の以前の量が食べられるようになり、

 

うんちは出ていなかったが、おしっこはしっかりでている。

 

身体的な面ではだいぶ改善が見て取れた。

 

しかし、以前よりも甘えん坊になった。

 

妻への後追いもすごい。

 

0歳の時はなかったので、遅い後追い期に突入したか。

 

また、医者だと思っているのか、私が抱っこすると泣く。

 

なぜか嫌われてしまっていた。

 

水曜日(7日目)

笑顔もれられるようになり、こちらの問いかけにも反応ができるまでになった。

 

身体的にも精神的にも以前の様子に戻ってきていた。

 

少しずつ私との関わりもできてきて、泣かれずに済む時間が増えた。

 

自分で歩いて動き回れるようになった。

 

月曜からでていなかったうんちもでて、茶色いいつもどおりの感じになっていた。

 

声はまだハスキーボイス。

木曜日(8日目)

入院した日から一週間が経ち、やっと以前と同じに戻った感じ。

 

まとめ

潜伏期間もあるだろうから、症状が完全に治るまで約10日はかかった。

 

大人でも胃腸炎になったら、一週間はかかるだろうからほぼ子どもも大人もその点は同じ。

 

ただ、1歳児の場合、言葉で言えないので見た目での変化がない限り対応が難しかった。

 

その分どうしても対応が遅れてしまう。

 

この時期、周囲にも胃腸炎にかかっていた小さな子が多かったので、

 

流行っていたのかもしれないと感じた。

 

うちの子はまだ保育園に行っていないので、

 

感染源がはっきりしないが、

 

近くの民間保育施設に行ったり、

 

外出の機会も何度かありなんでも触っては手を口に入れていたりしたのでそのあたりか、空気感染かと予想している。

 

0歳の時は鼻風邪が一度あったがすぐに治ったので、

 

比較的大きな病気は今回が本人としても初めてだった。

 

病気をしながら強くなっていくと思うが、

 

今回は本人も辛かっただろうし、頑張ってウイルスと戦っていたのだと思う。

 

親の自分たちにとっても初めてのことで試行錯誤であったが、

 

医療従事者の方々のサポートを受けながらなんとか乗り越えることができた。

 

感謝しかない。

 

また、診断から学ぶことも多かった。

 

尿や便、血液というのは本当に体の状態がよく分かる。体の糖分と塩分のバランスは大切だ。

 

脱水症状が見られた時は、本当に日本で良かったと思った。

 

アフリカの国々などでは点滴なんて打ってもらえないし、そのまま命を落としてしまうのだろう。

 

こういった医療の格差はまた一つ問題だが、とりあえず日本で良かったと。

 

特に妻には繰り返し通院してもらったり、日中の対応をしてもらったりしたので本当に感謝だ。

 

育児は協力してやっていかないと本当に大変だ。

 

父親の私ができたことも仕事をしながらだったので、夜や休日の時間と本当に限られてしまったが、

 

一緒にいる時間を増やすことが妻にとっても安心につながるようだった。

 

私も休暇をとるなどいつもより早く帰宅するようにした。年度始めで仕事も忙しかったため定時ではなかなか帰ることができなかったが。土日を挟めたことも功を奏した。

 

親としても成長させられた4月だった。

 

今は、元気な様子に戻り、ゆっくりとGWを迎えることができた。

 

本当によかった。

 

 

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