特別支援教員パパの子育てブログ

特別支援の教員をしています。2歳男児のパパです。

こいのぼり 子どもの日

GWも後半戦です。

 

今年はこの時期平日休みが取れる方にとっては最大10連休になるそうですが、多くの教員にとっては小間切れ睡眠のようなGWです。

 

それはさておき、みなさんいかがお過ごしでしょうか?!

 

今回のテーマは「こいのぼり」です。

 

 

 

 

 

うちも昨年初節句ということもあり、じいじとばあば(私の両親)に買ってもらいました。

 

現在賃貸に住んでいて、そこまでベランダも広くなければ収納スペースも限られているので、

 

こいのぼりも小さめなもの、もしくはこいのぼり風の小さな置き物にしてほしいとじいじとばあばに打診しました。

 

しかし、孫が大きくなった時、

 

「自分のこいのぼりが小さいと思って欲しくない」、

 

あとは「立派な(それなりに大きな)ものを買ってあげたい」という思いから、

 

マンションのベランダからでも飾れるようなしっかりとしたこいのぼりを買ってもらいました。一番大きなもので2メートルくらいはあるのでは。

 

大きなものは荷物になるし実家みたいに広い庭はないし雰囲気が味わえればいいなと簡素化しがちな自分と両親との思いの違いに学ぶこともありました。

 

自分の両親の「孫に自分のこいのぼりが小さいと思って欲しくない」、「立派な(それなりに大きな)ものを買ってあげたい」という自分の価値観との違いには何があるのか少し考えてみました。

 

そもそも、こいのぼりとはウィキペディア(どこまで正確なものかは別にして)をみると、

 

日本の風習で、江戸時代武家で始まった端午節句男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾るの形に模して作ったのぼり

 

と書いてあります。

 

男児の健やかな成長を願って」くらいは知っていましたが、

 

「江戸時代から始まったもの」ということは知りませんでした。

 

他にも、こいのぼりは最初は黒色だけだったなども書いてありました。こちらも知りませんでした。妻からもこのことを教えてもらいました。

 

そして、続きを読んでいくと、

 

日本鯉のぼり協会の統一見解では屋外に飾るものを「鯉のぼり」、屋内に飾るものを「飾り鯉」という

 

と書いてありました。

 

こいのぼりの置き場やしまう場所がないという理由で、最初に両親に要望していたものの一つに、置物や掛け軸的なものがありました。

 

 

こういったものです。

 

でも、これらは「飾り鯉」といって、節句の飾りとしては機能するものですが、

 

正確には「こいのぼり」ではないということです。

 

 

 

私は地方出身で実家は庭広めです。周りの家も大体そうです。

 

それなりに大きなものが飾れるスペースがあったので、

 

自分も祖父母から大きなこいのぼりを買ってもらいました。

 

一番大きいもので5〜6メートルくらいの鯉です。

 

本当に歌にあるように「屋根より高い鯉のぼり」です。

 

きっと、大きく丈夫に育ってほしいという願いで当時あったものの中でも一番大きな部類のものを買ってもらったのではないかと思います。

 

東京では、「屋根より高い」ものはお寺や催し物でしか見たことがありません。

 

祖父母から買ってもらった身で、当時の嬉しさや大きいことへの誇らしさはある種当たり前のものとして思っていました。

 

でも、こう親になってみると、

 

収納がとか、こいのぼりよりお金でとか思いがちになっていましたが、

 

自分の両親の思いを聞くうちに、親の自分の思いではなく、自分の子の思いになって考えなければいけないなと考えました。

 

きっと、我が子ももう少し大きくなったり大人になったとき、

 

じいじとばあばから立派なものを買ってもらったと、

 

私が子どものときに思ったことを感じるだろうと思っています。

 

一緒に住んでる住んでない関係なく家族からの愛や安心感は我が子を成長させてくれると思います。

 

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自分の家の周りでは一番、いや東京では一番大きな、様々な思いのこもったこいのぼりが青い空を泳いでいます。

 

 

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