3連休が何度かあり、我が子と過ごす時間が多く取れました。
子どもと過ごすとあっという間に連休が終わってしまうのは不思議なものです。
それだけ、充実しているんだと考えるようにしています。
さて、最近の我が子は、図鑑が愛読書です。
本を読み出して(見だして)以来、ずっと図鑑は好きなのですが。
1歳前後でしょうか、図鑑を見だした当初は、
イチゴやバナナなど自分が食べているものを指差しては、
「まんま」「バ」などと言ったり、
散歩に出かけて、外で見た犬や猫を図鑑で同じものを見つけ、
「わんわ」「にゃんにゃ」などと言ったりすることが多くありました。
最近も、知っているものを指差してうまく発語できないなりに「これは見たぞ」とアピールしてきます。
覚えている数は確実に増えてきています。
そのことに加え、最近びっくりしたことがありました。
乗り物が好きなことはちょっと前にもブログに書いたのですが、
乗り物の映像(はたらく車をリピート)を見せていると、
映った乗り物を見て、
本棚に向かい、
その乗り物が載っている本を引っ張り出し、
今までと同じように、映像に映っているのはこの車だと主張してきます。
つまり、
いくつかある本の中で、どの本なのか、そして何ページにあるのかを
見つけだしてくるのです。
記録力が高まってきているのかなと、我が子なりの成長を感じます。
この流れを分けていくと、
①見たものを認知する。
②頭の中で記憶を保持する。
③頭の中で関連づける。(あの本の中に同じものが載っていたな)
④本を見つける。
と、大まかな流れはこんな感じでしょう。
二つ以上の情報を関連付けることができているんだなと驚いた出来事でした。
我が子の言語獲得までの道のりはなかなか興味深いです。
言語獲得について、哲学的にも、心理学的にもずっと考えられてきているものですが、
我が子を見ていると、耳で聞いた音声を吸収しながら、
音声と対象とを一対一対応させて、
少しずつ言語世界を広げているような感じがします。
言語は人間という動物を特徴づけている力ですが、
その獲得の道のりはとても興味深いです。