赤ちゃんは研究家

一歳のうちの子は、身の回りの世界の広さを成長とともの感じているようだ。

側から見ると、おかしなことをしているように見えるのだが、

 

本人としては本気で熱中できるほど面白く楽しいことなのだろう。

 

僕は、赤ちゃんが自分で発見し観察を繰り返し、世界を認知していく過程を研究と称した。

 

大人が何かに熱中し答えを追い求めていくことと同じだが、赤ちゃんはその爆発力がすごい。

 

生きる力なのかもしれないし、人間本来の力なのかもしれない。

 

ここでは、これまでにうちの子がしてきた研究を紹介したい。

 

 

手の研究

ただ仰向けで寝ていただけだったのに、四ヶ月ごろだっただろうか自分の手を発見した。

 

本人としては自分のこの部分はなんなのだろうかといった感じだろう。

 

日中ずっと右手で左手をいじっては左手で右手をいじることを繰り返す。

 

最初に掴んでいたのは自分の手だと気づくころには次の研究に移っていた。

 

足の研究

半年ごろだっただろうか。

 

足を見つけた。

 

仰向けになり、足を掴みイジイジしだした。

 

足という言葉は知らなくても、自分の体の一部であり、自分の意思で動かすことができることを発見したようだった。

 

終いには、自分の足にかぶりつき味を確かめていた。

 

噛むと少し痛いという感覚を確かめていたのかもしれない。

 

フロイト的には口唇期。なんでも口で確かめたくなる。口での快感をすごく感じる時期ということもあるのかもしれない。

 

ちんちんの研究

7、8ヶ月頃だっただろうか。

 

お風呂に入っていると、自分のちんちんをよくいじるようになった。

 

「自分の股の間についてるものはなんなんだ」という感じだろうか。

 

もしかしたら、よくわからないけど触りたくなってしまう気持ちよさがあったのかもしれない。

 

性への目覚めなのかもしれない。

 

膝と肘の研究

1歳になり活動量も増えた。

 

ちょこんと座り自分の膝をいじったり、自分の肘には手がいかないが他の人の肘を触ったりすることが多くなった。

 

曲がる部分、角張っている部分が不思議なのだろうか。

 

気がつくと触っている。

 

鼻の研究

1歳と3ヶ月くらいだろうか。

 

自分の鼻を自覚し始めた。

 

気になる時に自分の指を鼻の穴に突っ込み掻くような仕草が見られた。

 

しかも人差し指と中指を両方の鼻の穴に突っ込むような感じで。

 

自分の体に穴が空いている部分があること知ったようだ。

 

またそれが面白いのかもしれない。

 

自分が認知している世界が広まるということ。

 

それは、本人にとってどれだけ面白く楽しいのだろうか。

 

自分ではそこまで意識していないだろうし、常に本気であり全力なのだろうけど。

 

純粋で無垢な探究心。

 

赤ちゃんから学ぶこともある。