特別支援教員パパの子育てブログ

特別支援の教員をしています。2歳男児のパパです。

子どもが変わる。褒めるタイミング。

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「子どもが勝手なことばかりして、つい怒ってしまう。」

 

「言っても変わらない。」

 

「褒めてあげたいけど、できてないことに目がいってしまう。」

 

「褒めているんだけどなー」

 

これらは、子どもを育てる親御さんの永遠の悩みかも知れません。

 

 

 

 

自分自身も子供を育てる1人の親であり、新米パパですので、偉そうなことは言えませんが、

 

教員、別名、「職業褒める人」として意識していることを紹介したいと思います。

 

自己評価ですが、我が子にも今のところ上手くいっているように思っています。

 

 

 

子どもの行動には大きく2種類。

 

 

ズバリ、肯定的な行動否定的な行動の2種類です。

 

肯定的な行動とは、お手伝いをしたり、やるべきことをやったりといった行動です。

 

子どもが「できた」、「やったよ」とアピールしてくるような、単純に褒めるに値する行動です。

 

 

 

そして、否定的な行動とは、言ってしまえば逆の行動。

 

泣いたり叫んだり、時には暴力的になったりといった行動です。

 

小さいうちは泣くという行動は必ずしも否定的な行動ではありませんが、

 

気をひくような行動にはなるかと思います。

 

成長するにつれ、時にはいたずらをしたり、わざと怒られるような行動をしたりすることもあると思います。

 

わざと、否定的な行動をして、周囲の注目を得ようとしているのです。

 

どうして、否定的な行動をして注目を集めようとするかというと、

 

否定的な行動の方が、肯定的な行動よりすぐにできますし、

 

簡単に注目を得ることができます。

 

なので、親としても、どうしても否定的な行動に気が入ってしまい、つい怒ってしまうということがよく起こります。

 

これは、すでに子どもの否定的な行動の罠にはまっていると言ってもいいと思います。

 

子どものペースになってしまっているということです。

 

 

なので、

 

子どもの否定的な行動→怒る→子どもは分かってもらえない、できない→否定的な行動→・・・と、

 

悪のサイクルにはまることが良く起こります。

 

 

そうではなく、

 

子どもの肯定的な行動→褒める→子どもの肯定的な行動と、

 

ハッピーなサイクルになっていくようにこちら(親)も対応を変えていく必要があります。

 

 

褒めるレベルを上げない。

 

 

ハッピーなサイクルと言っても、

 

いうことを聞いてくれないし、褒めるところが見当たらないと悩むこともあるかも知れません。

 

なので、私は「褒めるレベルを上げない」ようにしています。

 

大人にとっては、そんなこと当たり前だと思うことでも、

 

その子にとっては、がんばったことかも知れませんしできるようになったことかも知れません。

 

その子の身になって、

 

1分前、10分前、1時間前、前日などと比べ、

 

その子が変容したことを褒めることが大切です。

 

その子の身になってというところが意外と大切です。

 

 

そのためには、日々の生活の中で、しっかり自分の子を洞察することが必要です。

 

2歳になる我が子は一人でできるようになってきたことが増えてきているので、

 

「それ、食べられるようになったの」

「片付けできたね」

「真似っこできたね」

「言えるようになったね」「(指示したことが)できたね」

 

などと、割と褒める場面が多くあります。

 

それを見逃さずに褒める感じです。

 

子どもが小さいうちは褒める場面も多くあるのですが、

 

自立してできることが増え、子どもが大きくなってくると、褒める場面が見つけづらいということもあるかも知れません。

 

それでも基本的な褒める姿勢は変わりませんが、工夫は必要になってくるかも知れません。次章で述べます。

 

また、子どもが大きくなってくると、そんなの当たり前だと気づいてきたり、

 

そんなことでいちいち褒めないでとなったりするかも知れませんが、

 

それでいいのです。

 

当たり前だと気づけたことを褒めればいいのです。

 

 

 

 

事前の告知

 

 

褒める場面が見つからないという場合は、作る必要があります。

 

親の言ったことができた。

 

言ってしまえば、犬が飼い主の指示したことをしたということに似ているかも知れません。

 

そのためには、必要なのが、事前の告知です。

 

「これをするよ」と始めから言っていくのです。

 

時には「それをしたらこれができるよ」と、条件付けるかも知れません。

 

さらには、逆に「これをしたら叱るよ」と伝えることもあります。

 

「これをするよ」のレベルは始めは低くてもいいと思います。

 

「あと一口食べるよ」「いただきますするよ」など今後もしてほしいことでいいと思います。

 

告知をすることで、子どもも「それをしたらいいんだな」と理解しますし、親にとっても褒めやすくなります。

 

これは、叱る基準を示すことにもなります。子どもも納得した状態でないといけませんが。

 

 

 

自分の子なら、アタッチメント多め。

 

最後に、褒め方についてです。

 

もちろん、素直にできたことや頑張ったことについて伝えればいいのですが、

 

自分の子なら、大袈裟にやればいいと思います。

 

大袈裟にというのは、いわゆる、「ムツゴロウスタイル」です。

 

「ヨシヨシヨシ」と、頭を撫でたり、ぎゅっとしたりするのです。

 

それで確実に伝わります。

 

子どもによっては嫌がるかも知れませんが、それでいいのです。

 

うちの子も「やめて」と手で避けようとします。笑

 

身体的な接触は、自分の子へ安心感を与え、愛着の形成につながると思います。

 

大人だって、人肌を感じたり、伴侶動物と触れ合ったりすることで、

 

オキシトシンが出ると言われます。

 

子どもも同じだと思います。

 

メリーズパンツの記事に以下のようなものがありました。

 

 

www.kao.co.jp

 

 

 

 

 

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