今年度、忙しいです。暑さも増してきてバテバテです。
もうちょっとで、学校現場は夏休みに入るので、それまでの辛抱です。
子どもがいるいないでは忙しさは違います。
それは、各家庭でも同じだと思います。
それが30〜40人いると考えてもらえればと思います。
それは、さておき。
今回は褒めるについて思っていることを書いてみました。
以前も褒めることについて書いていたので、合わせて読んでいただけたら幸いです。
今回は、以前とは少し違った角度から書いたつもりです。
目次
親御さんの中には、
「褒めても変わらない。」
「たくさん褒めているのにー。」
「褒めているのに、怒られることばかり。」
と、思っている方、多くいるのではないでしょうか。
僕もその一人です。
褒めるって簡単なようで難しいですよね。
褒めると叱るの割合
どのくらい褒めたらいいの?と思う方もいるかもしれません。
褒めると叱るについて、その割合を述べている研究者もいるようです。
アメリカの心理学者ジョン・ゴットマンです。
この方によると、
褒めると叱るの黄金比率は5:1
だそうです。
比率も大切かもしれませんが、
要点は、褒めるより叱るの方が、相手にインパクトがあるし、
褒めるだけではだめだということかと思います。
褒めるに関していえば、「できたこと」「努力したこと」など行動やその過程についてであれば、個人的にはたくさん褒めていいと思っています。
ポジティブ(正の)フィードバック
「ポジティブフィードバック」。
直訳すると、「肯定的な反応?」とでも訳せばよいでしょうか。
行動心理学や生物学でこの言葉が使われるかと思います。
ある行動に対して、肯定的な反応をすることで、その行動が強化され、習慣化されていく
といったようなことです。
逆の言葉で、「ネガティブフィードバック」という言葉もあります。
こちらは行動の問題点について、改善を促していくものです。
先程の、褒めると叱るは5:1というのがありましたが、
ネガティブフィードバックがこの1になるかと思います。
ネガティブフィードバックも大切です。(本記事では、詳しく書いてません。)
学校現場でもよく言われるのですが、感情的になって相手の人格まで否定するような、いわゆる怒るとは違います。
自分の褒め方を見直す
ポジティブフィードバックに当てはめて、自分の褒め方について見直すと、気が付くことがあるかもしれません。
例えば、
「自分の食器の片付けをした」→
「自分の食器の片付けができたね、ありがとう」(ポジティブフィードバック)→
を繰り返すことで、
自分の食器の片付けが当たり前のこととして、習慣化されたり、
時として、「ママのも片付けるね」としてより強化されたりするかもしれません。
行動が強化されすぎて、余計なおせっかいのようになってしまっても良くないので、
ある行動をどこまで強化していくかは、フィードバックのやり方次第です。
「褒めても変わらない」といった悩みをもつ方は、
ポジティブな行動が習慣化されるまで、ポジティブなフィードバックを意識してみてはどうでしょうか。
親としても、根気が必要です。
もしかしたら、
ほめる行為が単発(1回)もしくは、不規則になっている
のかもしれません。
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