世間では、Z世代(1990年中盤から2010年代序盤生まれ)の子たちはデジタルネイティブというようです。
(人によっては、インターネットが広まったのが1980年後半なので、その周辺の世代をデジタルネイティブと呼ぶこともあるようです。)
この世代は物心ついた時からインターネット環境に慣れ親しんでいて、
YouTubeやSNS等を使うことは当たり前といった世代のことを言うようです。
そして、その後の世代は「α世代」と呼ぶようです。
わが子もこの世代に入るのか、さらに新しい呼び名があるのかはよくわかりませんが、
とにかく我が子を見ていても自分が子どもの頃とは全く違うネット環境のもとに育っているのだなと思います。
わが子の世代を
自分は「リアルデジタルネイティブ」とでも呼んでおきます。
だって、
生まれて指先が上手に動かせるようになる頃(0歳後半)には、
スマホの画面をスクロールしていたので。
親のことをよく見ていて、動かし方を真似し始め、画面の映像が変わることを覚え、
さらに今では、写真や動画を自分で選んでみるくらいになっています。
指先の動きも大人顔負けです。
わが子が成人になる頃には、人工知能なんて当たり前で仮想空間もより社会に浸透しているのかも知れません。
そう考えると、ちょっと前まではSF映画で描かれていたような世界観が現実になるのかなんて思ってしまいます。
今の小学生と過ごしていても、プログラミングのレベルがすごい子がいたりします。
これからの世界は「Society 5.0」なんて呼ばれていて、
AIやIotなどを駆使して、生活の多くの部分がデジタル化されていく社会とされています。
仕事柄、こういった未来の社会で生きていく上で、
必要な資質・能力を意識せずにいはいられないのですが、
文部科学省では、
「生きる力」と言われ、自ら課題を見つけ、考え、判断し行動して自己実現へということが示されています。
今や小学生にも一人一台のタブレットが与えられている時代です。
自分が子どもの時はパソコン室ができて、どデカいデスクトップパソコンの前で文章を入力した経験がある程度です。
Z世代はSNSを駆使して、人から承認されたいという願望が強くある世代と言われていますが、
ネットを通して、世界とつながることで可能性は無限大だなと思います。
話は変わりますが、ネット動画でアフリカなどの農村部でも高度な教育を受けられるようにした「カーン・アカデミー」はもう10年前のことなんだなと。
プログラミングに長けてほしい。
英語は話せるようになってほしい。
なんでもいいからスポーツで体を鍛えてほしいなど。
それぞれの家庭で教育観があると思いますが、
どんな子に育ってほしい、どんな力をつけてほしいというものがあるのではないかと思います。
子が親の思った通りにいかないのが、教育や育児の難しさであり、おもしろさであったりするのが現実ですが。
多くの家庭でもそうかもしれませんが、
僕や妻は、まずは健康で元気に育ってほしいとわが子に思っています。
そして、優しい子。
欲を言えば、たくさんありますが、そこまでわが子に望んでいません。
わが子の人生はわが子自身で決めていけばいいと思います。
親ができることはなんでしょうか。
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ちょっと先をライトで照らしてあげることでしょうか。